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4-5 修羅場

last update Petsa ng paglalathala: 2025-12-19 21:10:00

 司は敵意を込めた目で霧島を睨みつけていた。

一方の霧島は余裕の笑みを浮かべ、司の視線を正面から受け止めている。

「え? あ、あの……もしかして二人は知り合い同士だったの?」

沙月が恐る恐る問いかける。

「……」

しかし司は答えず、無言を通している。

代わりに霧島が笑顔で答えた。

「そうですよ、沙月さん。僕と天野は同じ大学だったんです。学部は違うけどね」

「そ、そうですか……」

突然名前で呼ばれ、沙月は困惑する。

(どうして、こんな時に私を名前で呼ぶのかしら……)

「霧島、人の妻を名前で呼ぶなと言っただろう! 大体、なぜお前が俺の妻の部屋にいる!?」

司の声には苛立ちが滲んでいた。

「だからさっき言っただろう? 家具を組み立てる手伝いをするためだよ。それに妻と呼ぶなら、何故別居してるんだ?」

「それは沙月が勝手に家を出て行っただけだ! 」

その言葉に、沙月の胸に怒りが込み上げる。

「いい加減にして! 霧島さんは親切心で困っている私を助けてくれただけよ! 責めるのはやめて! それに私たち、もう離婚したのでしょう? 離婚届にサインをして渡してあるでしょう? あなたの方こそ、どうしてここへ
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